あれから4年

早いなあとしみじみ感じています。
この4年で色々な方と出会ってめまぐるしく環境が変化し続けてきました。
被災地ではたくさんの人が亡くなり、別れがあったわけですが、
私は逆にたくさんの出会いをいただきました。
要所要所で人生を与えられて、感謝しています。
人生は無常です。

メディアでは「被災地を忘れない」という形で被災地特集が報道されるわけですが、被災地がいま抱えている問題は日本全体の問題です。 続きを読む あれから4年

被災地行脚④~名取・仙台

前日入りしての三日目は名取と仙台の仮設住宅での支援活動。今回は昨年もここでご一緒させていただいた主催のNPOキャットミントさんと、兵庫の鍼灸師山本先生とのコラボ。午前中の名取の三田園仮設は閖上地区から避難されている方々の仮設。昨年もお世話になりました。約2時間の短い時間だったのですが、いきなり20人も施術させていただきました。10分ずつ回しながらのタイトな施術でしたが、私はちょっと遅れ気味でペースを見だしてしまいました。肩とか背中とか、福島の時よりガチガチの方がいてちょっと気合が入ってしまいました。昨年も気づいたのですが被災地の地域や職業によって凝ったり痛くなったりしている部位に特徴が見られます。

三田園仮設にて。怒涛の2時間
三田園仮設にて。怒涛の2時間
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はじめての福島学

福島のことについて色々考えて、自分なりにできることを見つけて動いてきましたが、やっぱり未だによくわからなくなることもあるんですよね正直。
そんな時に頭をクリアにしてくれるのが先週発売されたこの一冊。
いわき出身でもある開沼博氏の『はじめての福島学』。
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御茶ノ水にて被災地写真展

 昨年ご縁をいただきお世話になった福島の写真家・佐藤一旭さんの写真展が、昨日から開催されている。
場所は御茶ノ水駅から徒歩2分ほどの神田駿河台にあるギャラリ-1/fだ。

 「復興の進まぬ故郷を憂うⅡ」と題された写真は、佐藤さんが震災直後から撮り続けてきた故郷の相馬を始めとする原発周辺地域だ。今回は仮設住宅の風景と除染作業の様子が中心となっている。来場されていた方に「事前に手続きできればご案内できますよ」という話をされていた。まもなく4年が経過するが、被災地の現状を少しでも見ていただきたい、という想いだろう。そんな気持ちのつまった写真展は3/14まで開催されている。ぜひ一度足を運んでいただきたい。(8日まではご本人がいらっしゃるそうです。)

ギャラリーf分の1
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1-5-6 コトー駿河台
PHONE&FAX(03)3293−8756
info@galleryf-1.net
<開廊時間>
11:00−18:30 (日曜・祝日・最終日は17:00まで) 月曜休み

http://www.galleryf-1.net/exhibit/2015/150304sato/0304sato.html
スクリーンショット 2015-03-05 09.28.52

山岳信仰の里の行者&鍼灸師です。科学と信仰の統合を。