鹿島神宮(後編その2)

奥参道から戻り、お札や御守りなどを見てまわる。

鹿島神宮はちょっと珍しいものが沢山置いてましたね。

一番気になったのが九星の各星の御塩守

この前の週に丁度、合同修行で星祓いがあったのでタイムリーでした。

今年の星厄の知人友人向けに買ってしまいました。

鹿島神宮の御塩守

ほかには鹿島神宮にかつていた物忌(女性神主)が使っていたという物忌護符なんていうものもありました。

物忌護符

お清めの砂もありました。

翌朝、再度参拝にきて鷲柄の御朱印帳が気になってしまい御朱印デビューしてしまいました。今まで御朱印なんてもらったことなかったのに、、、

鷲の御朱印帳。鹿とか欲しかったな。相川七瀬デザインの御朱印帳なんてのも。

鹿島神宮、一ノ宮の御朱印

鹿島神宮、奥宮の御朱印

御朱印を頂いてからその奥の祖霊社へ。ここもまた厳格でいい雰囲気でした。

祖霊社に光が差し込む

最後に楼門を出て右に摂社が並んでいる。

熊野社、祝詞社、津東西社、須賀社(素盞嗚)、坂戸社・沼尾社

1つ1つきちんと拝ませていただき、鹿島神宮の参拝を終えました。
境内の宝物館も狭いながらかなり見応えがありました。 

かつてこのあたりは砂鉄がとれるため鍛治が盛んで、その時に作られた巨大な長剣や美しい馬具など色々ある。

その中でも異質な雰囲気を放っていたのが悪路王の首。かつて蝦夷の防衛線へ攻め込んできた大陸系の民族。アルテイ族とも追われている。

悪路王。ネットから拝借

その作り物の首を木桶とともにレプリカで作っている。魔除けの儀式的な行事があったのだろう。かなり生々しいものが神社にあるのが面白いですね。
そんなわけで鹿島神宮、大変興味深い参拝でした。 感謝です。

鹿島神宮(後編)

御手洗池をあとにし奥参道を戻ると

強烈な光が差し込む。

光の道

そのまま光の道に入ってみると

全くまわりが見えなくなり完全に光に包まれた状態でしばらく異世界を彷徨い歩く。
最初こんな写真を撮ったりして面白がっていたのだが、そのまま歩き続けるとものすごい熱と光で何も見えなくなる。

強烈な光に包まれる

「なにここ、異世界、、、か、幽世?なんにも見えないぞ〜、、、このまま帰ってこれなくなったりして」

と不安になりながらしばらく歩いたが、またもとの現実に戻った。
神社を訪ねると何かしら起こることが多いこの頃だが、この日は格別にすごかった。
太陽の光は、丁度参拝前に訪ねた西の一の鳥居の方向からきていた。

やっぱり一の鳥居からここまできて正解だったらしい。
ありがとうございます!!

鹿島神宮(中編)

要石をあとにして、足早に御手洗池へ。

あまりいく必要はない気もしたけどせっかくなので。
と期待してなかったのですが、

茶屋でペットボトルが売っていてテンションが一気に上がった、笑



御手洗池のご神水を持ち帰れるように、大中小と4種類くらいのペットボトルが売ってた。500mlが100円〜一番大きいのが確か250円だったか。
注意書きより、生水で飲むのは危険とのことだったが、触れた感じは波動が良く、まぎれもなくご神水。
家で使ってみようと三本買ってしまった。
ちなみに茶屋ではおばちゃん達が三姉妹のようになって団子を一生懸命売り込んでいて、なかなか美味しそうだったのだが、もう16時をまわっていたので団子は諦めて先を急いだ。団子美味しそうでしたよw

御手洗池はかつて参拝前に禊をするためのものだったらしい。

その透き通る色に意識がすいこまれそうだった。

青く透き通る御手洗池

鹿島神宮の場所は小高い丘のようにもりあがっており、いわゆる「山」って感じでもない。なんでここでコンコンと水が涌き出でるのかが不思議に思う。
ガイドさんの話だとこの御手洗池にも寺院があったらしい。
そういう神仏習合時代がわかるものを境内にもう少し展示して欲しい。春日大社展を見てきた今だと尚更思う。

御手洗池のすぐ横に末社・大黒社があったのでお参りした。大黒様は武甕槌神と経津主神が国譲りで向かった大国主ですからね。

ひっそりと鎮座されていたけど、重厚な空気に満ちていた。

大黒社

一通り見終わって奥参道を引き返すと、
さらにひとイベント起こりました、笑

鹿島神宮(前編)

鹿島神宮はちょっと変わったつくりだと感じた。
南西から北東(裏鬼門→鬼門なんですよね)へかけて走る表参道から入り楼門をくぐると右側に北西を向いて本殿がたっている。
普通大きな神社って鳥居をくぐってそのまままっすぐ拝殿まで続くイメージなのでいきなり面食らいました。

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