自分をはずす


「無知の壁」
養老孟司×アルボムッレ・スマナサーラ
脳学者の観点と実学としての仏教の観点から「自我をなくせばもっと楽に生きれる」、そんな内容。
「自分をはずす」という小見出しに魅かれ読んでいたところ、本日の修行は案の定「あなたは自我が強いの。」て話に。

「自分探し」ならぬ「自分はずし」が当面の大テーマなんだなやはり。
凝り固まったご年配を見て「堅いなぁー」と思ってしまいますが、三十路通り越して既に自分も凝り固まってるんですよねぇ、、、

まあこちらのご紹介させていただいた本、最近生きづらい自分を感じている方は一読されてみる価値はあるかもしれません。夫婦の仲がうまくいかない、彼氏彼女と噛み合ない、会社の上司と衝突ばかりする、、、そんな日常の人間関係の問題にも何か道筋を照らすヒントを与えてくれる一冊かもしれません。

さてさて、本日修行前に修行者3人で部屋の額縁の煤取りを。歴史を重ねた額縁は蝋燭や線香の煤(スス)で真っ黒に。一生懸命磨きました。
「磨くと気持ちいいでしょ。自分の心も綺麗にできるのよ」
先生の言葉通り、自分の気持ちも綺麗に磨けたような日曜の午後でした。
明日から何か磨こうかな。