被災地行脚④~名取・仙台


前日入りしての三日目は名取と仙台の仮設住宅での支援活動。今回は昨年もここでご一緒させていただいた主催のNPOキャットミントさんと、兵庫の鍼灸師山本先生とのコラボ。午前中の名取の三田園仮設は閖上地区から避難されている方々の仮設。昨年もお世話になりました。約2時間の短い時間だったのですが、いきなり20人も施術させていただきました。10分ずつ回しながらのタイトな施術でしたが、私はちょっと遅れ気味でペースを見だしてしまいました。肩とか背中とか、福島の時よりガチガチの方がいてちょっと気合が入ってしまいました。昨年も気づいたのですが被災地の地域や職業によって凝ったり痛くなったりしている部位に特徴が見られます。

三田園仮設にて。怒涛の2時間
三田園仮設にて。怒涛の2時間

移動中に見えた仙台沿岸部。津波はあそこから来たのです。
移動中に見えた仙台沿岸部。津波はあそこから来たのです。

こちらの活動での恒例となっているキャットミントの丸山さんお手製のお弁当。
こちらの活動での恒例となっているキャットミントの丸山さんお手製のお弁当。

お昼をいただいて午後は仙台の鶴巻東仮設へ。こちらは皆さんでカラオケ大会をやっていらっしゃいました。こういう息抜きの場でコミュニケーションをとることは凄く大事です。こちらの仮設で特徴的だったのは、男性が多かったこと。仮設の集まりの場合、女性が中心のケースが多いのですがこちらは男性陣がコミュニケーションはかれていて素晴らしいなと感じました。カラオケも重要なツールになっているのかもしれません。

17時過ぎに終了したら慌ただしく仙台駅へ。そして鍼灸師の山本先生をお連れして、そのまま故郷の米沢へ向かいました。実は山本先生は全盲の視覚障害を持つ方です。私は初めて視覚障害者を連れて歩いての小旅行に少し緊張していたのです。。。