「お客様は神様」の勘違い

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”お客様は神様だ”
横暴な消費者が蛮行を振る舞って問題になっていますが、サービス提供する側も受ける側も、「神様」の意味を勘違いしているから起こっている問題じゃないかなと思います。根本的な問題の話です。日本という国を形作ってきた「神様」に対する認識がおかしくなっていることが問題。
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そもそも神様ってなんなのか。一番大切に敬うべきものではありますが、暴力をふるうような権力者などの「偉い」とは根本的に違います。

神様っていうのは時には教えを頂き、時には真摯に頑張った人間に首の皮一枚のお力添えをくれる。そういう存在だから、権力者としての「エライ」とは違うはずです。
「お客様は神様」っていうのはそういう”教えを頂ける存在”だから大切にしなさいっていうのが本来の意味だと想うのです。その根本的な部分を理解しないと話がおかしくなる。これは古来からの日本人の考え方なのに、現代の日本はやはりそれが失われているんですね。

時として自然という神様は猛威を振います。時として神様は想像を絶する厳しい試練を人間に与えます。でもそれは利己的ではない。富でも権力でも欲のためでもない。誰のためか。それを受けるあなたのためです。
一方、神様気取りのお客様は、自己都合で振る舞っているだけでしょう。お店や店員のことを心から心配して叱責しているわけではないでしょう(そういうきちんとした人格者ももちろんいらっしゃるとは思います。)ましてや感謝の気持ちなんて微塵もないんじゃないだろうか。だから、そんな神様は日本にはそもそも存在しないんです。神様に対しての基本的な考え方って「感謝」この一点だけなのですから。

 神様という尊い存在が日常生活から、日本人の心から消えかかっている日本においては、一部を除いて、お客様=神様という図式は成り立たない国になってしまっているんじゃないでしょうかね。凄く残念なことなのですけど。「お客様」と呼ばれるべき人間が減っているんじゃないかなぁ。そんなことを考えました。

あなたは日本人らしい「お客様」として振る舞えていますか??
(自戒をこめて)

セリの根っこ

正月に実家で「本場の秋田はセリの根っこも食べるのよ」と母に教わって以降、セリの根っこを積極的に食べています。始めはセリの根っこがきりたんぽ鍋の泥臭さの肝なんだなと納得いったのですが、食べてるうちに凄く身体が温まることに気づいてしまいました。
「根菜は身体を温める」と言いますが、葉物の根っこも同様の効果があるようです。セリはビタミンCも豊富ですので、風邪予防にも効果的。「最近身体が冷えるなぁ」という方はぜひ、セリの根っこも一緒に食べてみてください。とってもあたたまりますよ。
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”福島原発被害東京訴訟”傍聴に参加

明日は、いわきから避難している方のお誘いで、こちらの傍聴会に参加してきます。
段々傍聴者も減っているので来てくれるだけでもありがたいとのこと。
私の今年のテーマの一つは「寄り添う」ですので、こういう地味な事にも足を運ぼうかと。
大した力にはなりませんが、これもひとつの支援なのかなと。

Screenshot of hinamamo.jimdo.com

ウクライナの日本メディア批判

東部情勢がまた悪化してきたウクライナですが、最近の日本メディアの報道に対しての批判をしています。
昨年、チェルノブイリ訪問の情報収集で在日ウクライナ大使館を訪れた時も「日本のメディアはこの戦争を全く理解していない」と強く訴えられました。福島第一原発事故を契機に日本も色々な支援やアドバイスを受けていますから、もう少しウクライナについて知って欲しいないと思います。

少し話が変わりますが、様々な情報に翻弄されがちな世の中になっていますが、私の基準として「その人が何をしているか」に焦点をあてて見極めます。どんなに大層な言葉を並べたてても、その人が実際にどう行動しているかに注目すればその真意は諸作に必ず現れてきます。どんなに取り繕おうとも、必ず行動に出てしまうものなんです、人間というものは。「神様に嘘はつけない」というのはそういうことだと思っています。

山岳信仰の里の行者&鍼灸師です。科学と信仰の統合を。