もともとの大祓は暑い夏による
「気枯れ」「気離れ」
を祓うものですが、
新暦でずれても6月の日本は「湿邪」に侵されます。
湿邪は粘滞性や重濁性などイメージ通りの性質をもち、
脾胃を侵すといわれています。
重苦しさをもたらす湿邪はやはり気を枯れさせる性質を持ち、暦がずれてるとはいえ大祓で一度きちっとリセットするこのタイミングは案外理に叶っていると思います。
時期によって背中の張り方がくるりと変わるのがとてもおもしろくて、
4〜5月頃はみなさん普段とちがい急に右の背中がかたくなる。
(これは春=肝と関わっている)
と思っていたら6月に入り湿気が増えたとたんに
左の背中が張り出し、「胃の不調」などを訴える。
もともとも胃が弱い方は消化にエネルギーを消耗する肉を控えめにしたほうが湿邪は乗り切りやすいですよ◯