高校の担任のもとへ


一昨日は高校のOB同窓会に初めて参加。

そこでまあ卒業以来久々な方々と再会を無事果たしたのですが、

OBとして当時の担任の先生もいらっしゃいました。
震災一年後に会って以来。
みんなで挨拶に行くと私の顔見るなり

「なんか興味深い仕事してるな!腰が痛いんだよ!」
「じゃ明日か明後日させていただきますよ。連絡待ってます」

ということで今朝メールをいただき午後に早速先生宅へ伺い施術してきました。

車で道中約20分、

なぜかずっと般若心経を口ずさんでいて

「このテンションなんだろなぁ」

と気になりつつ到着。
家にあがるなりなんか違和感。。。
ん??何かがおかしい。
何か違和感を感じた。
施術の準備を始めてると
「オレいま主夫やってて大変なんだよ」
ん??主夫?
「実は奥さんが一月に亡くなったんだよ。色々あって大変だったんだ。」
え?!
胃壁でジワジワと拡がる癌で発見時には既に末期だったらしい。
主訴は腰だったけど(陸上競技の練習のやりすぎで20代から腰椎が後湾している)
どうも奥様に呼ばれたような感じなのでちょっと頑張ってしまいました。
スポーツして身体もメンテナンスしいるから身体はそんなにボロボロではなかったものの、やっぱり相当お疲れなのが伝わってきました。
まだ受験を控えた高3の三男を抱えているのはかなり大変なのだろうと察します。
「途中の記憶がないな」と2時間の施術が終わったあとはかなりぐったりされた様子。
できることはこんなことぐらいしかないのですが、精一杯させていただきました。

ご冥福をお祈りします。