7月14日。
大菩薩湖の龍。
神部岩で大菩薩湖に向けてご供養の法螺貝。
甲武信ヶ岳に行くつもりだったけど、
なんとなく朝の流れで大菩薩嶺へ。
さくっと調べた限りでは
信仰の名残などもほとんどわからなかったけど
大菩薩湖がダムであることを思い出しふと気付いた。
ダムに沈められ眠る歴史は沢山ある。
ここもきっとそういう場所なんだろう。
そんなことを考えながらのお山は、
途中からだいぶ雲がかってきたけど、
ここだよと言わんばかりに
なぜか大菩薩湖だけは常に日が差し続けていた。
また来るよ。
(あとでわかったのだけど、ここはこの地域に暮らしていた金山衆による妙見信仰があったらしい。北斗七星の龍?》)
先週末は新盆でした。
新盆は東京(お江戸)にいる人たちがお盆になると田舎へ帰ってしまうためにひと月前にお盆を行いご先祖様をお迎えするもの。
生まれ育ちは母の実家の山形、
父の実家は川崎の私は、
7月と8月の2回お盆を迎えます。
なんだか妙に忙しいのですよね。
お盆はご先祖様はもちろん、
よそのお御霊もわさわさするので
なーんか落ち着かない。
先日新盆前に師匠のところへいったら
「お盆は地獄の蓋も開くのよ。知ってる?だから忙しいの」
と大施餓鬼の読経が始まった。
なるほどなーだから忙しいのか。
そんなことを考えながら迎えた送り盆。
マッチ棒を組み木にしてプチ送り火を作ってみたら、
まんざらでもなかったので逆に驚いた。
あがるあがる
次々とお帰りになられる。
またお彼岸にお待ちしてます◎
山岳信仰の里の行者&鍼灸師です。科学と信仰の統合を。