お彼岸〜陰陽のバランス

お彼岸ですね。
お彼岸は日本独自の仏教行事で春分、秋分の日のそれぞれを中日とした7日間に「彼岸会」を行います。
日本独自なのは春分・秋分の日に太陽の方向を拝む「日願」という日本古来の風習があり、それが西方浄土を信仰する浄土思想と結びついて人々の間に広がったとか。
昼夜の長さが等しくなる春分・秋分の両日は、古くから万物のバランスが最もよくなると信じられてきました。陰陽が等しくなるポイントですね。
私の場合、お彼岸に対する意識は昔からあまりなかったのですが(仏壇のお供物くらい)
福島の方と関わるようになってからお彼岸を

とても意識するようになりました。
3月になるとみなさん口を揃えて

「お彼岸」の話をし、

お彼岸になると墓参りのための帰省で大移動でバタバタして忙しそう。

いつのまにやら、とても季節を感じる印象的な節目になってます。

まぁいまや修行が始まってから先祖供養は外せない項目になっております。
ぜひ陰陽のバランスを感じながら、ご先祖様の供養をされてはいかがでしょうか^ ^
※彼岸は「完成された仏の境地」を意味するサンスクリット語の波羅蜜多を訳した言葉。

私たちが住む煩悩や生老病苦にまみれた「この世(此岸)」から、阿弥陀如来の坐する極楽浄土(彼岸)に渡ることで、煩悩から解放され悟りの境地に至るという救いの言葉でもある。