Facebookで富岡町の松村さんの記事をみかけたのでちょっと昨年の2月のことを思い出しました。
昨年2月に香港の英語新聞の南華早報(South China Morning Post)のご一行が取材のため来日し、案内役をかって出ました。
最初は南相馬で終わるはずが、カメラマンが「富岡にどうしても会いたい人がいる」とかいって、強行スケジュールで警戒区域を迂回しての富岡町入り。そして震災直後から動物達の面倒を見ている松村さんに出会いました。動物達もすごくひとなつこくて、松村さんの人柄がよくわかりました。懐かしい、、、、お元気かな。
その時の取材で南華早報が作った映像があるのでもしよければこちらを↓
続きを読む 昨年の旧警戒区域 →
毎月の活動で一日目は南相馬へ、二日目は福島市で活動してきました。一日目の南相馬では3箇所に分かれますが、今回も大甕幼稚園で施術。幼稚園の先生の他に、隣の生涯学習センターの職員の方などもお越しいただいてます。幼稚園の先生の中にも小高区から避難されているかたもいて、避難の話なども時折聞きます。北側では福島第一原発に一番近い幼稚園なので当初から色々大変だったのです。身体も心もほぐさせていただきました。
今回は個人的にお加持の実践デビューでもありました。お加持とは御嶽山の行者に伝わる伝統療術で今はごく僅かな人しかできる人がいません。私は今月からこのお加持の修行を始めることになりました。まだまだこれから修行していく身なので全然できないですが、「これやれば短時間でもスッキリしてもらえるよ」という技を先生に教えていただき早速実践。温熱でほぐしてからのお加持、なかなか好評でした!
南相馬へ来る前に、富岡で常磐道を降りるのですが、先月あたりから富岡は急ピッチで除染が進んでいます。この日はなぜか草刈りをやっていて、除染の仕上げなんでしょうか。タイベックきた方が刈り取り済の田んぼで草を刈っていました。
3月末には楢葉町が解除宣言を予定しています。刻々と復興に向けて作業が進んでいきますが、原発の収束は全然ですよね。。。
山岳信仰の里の行者&鍼灸師です。科学と信仰の統合を。