5月16日から24日にかけて現地の多大なご協力を得ながら、ネパールのカトマンズで支援活動をさせていただきました。
初日は市内の被害地域なども何カ所か案内していただきました。
地盤が弱い地域は被害が大きいです。
またあちこちで建物の強度が弱い建物は一階から崩れている様子が見受けられました。
カトマンズ市内には大きな環状線道路が走っているのですが、そういうメイン道路の脇にも避難用のテントがあります。
家が崩れた方はもちろんテント泊をしているのですが、
家が大丈夫でも隣にテントを張って、寝るときだけテントで生活している人々がたくさんいます。
皆さん、建物の耐震強度が不安で外のテントで寝泊まりしているのです。
初めて訪れる人間の目から見ると、カトマンズ市内は活気がありました。
地震は恐いけど、割り切って前向きに過ごしている
そういう印象がありました。
人も車もたくさん。
でも震災で数万人が田舎へ避難しているので
「人は減った。やっていないお店が多い」そうです。
それでも流通もインフラも市内は問題なく機能しており
不便さは感じませんでした。
これから迎える雨期に備え、テントの変わりにトタン屋根の仮設テント作りが始まっています。
ドイツから運ばれてくるそうです。
雨期に入ってからの二次災害が心配されていますが
私もそこを懸念します