阪神淡路大震災から20年、、、
あの時私は小学生だったのかな。
正直あまり覚えていないのです。
テレビで映画のような惨劇が起こっているのを見て怖い想いをした記憶がちょっとだけあります。
しばらくはその映像にとらわれていたかもしれません。
でもやはり遠くの出来事だった気がします。
東日本大震災で支援活動に参加した理由はいくつかあるのですが、「阪神淡路の時に何もできなかったから」という理由があります。だからあまり記憶にないながらも、やはり当時も相当ショックを受けていたんだと思います。
私の出身の米沢にも福島からの避難者がたくさんきていますが、その方々を当初から支えているのも神戸で震災を経験されている方です。
阪神淡路大震災を経験されている方は3.11でもの凄い尽力をされています。
その姿を見るとやはりあの時も大変だったんだなと感じます。
今日は朝から色々な想いが渦巻いていて、つどつどお経をあげていますが、20年経っても大変なんだなと痛感しています。東日本大震災はまだまだこれからの問題ですが、やはりそんなに簡単に解決できる問題ではありません。人の突然の死はやはり簡単には解決できないものです。私が震災支援に携わった一番の理由も従姉妹の突然の死でした。
答えはなかなか見つからないかもしれませんが、生かされたことに感謝して一生懸命生きるしかありません。なぜ生かされているのか。あなたの命にはどういう役割があるのか。そうやって考えながら一生懸命生きることで、亡くなった人の死にも意味が見えてくる、と私はある時ふと思いました。そして、そういう姿を見せてこそ、天国に行かれた方も安心されることでしょう。
大丈夫。ちゃんと見てくれています。
阪神淡路大震災で亡くなった方々へ黙祷を捧げます。