光明遍照十方世界念仏衆生摂取不捨
阿弥陀如来の光明は遍く十方の世界を照らし
念仏する人々を1人残らず
浄土に救いとってくれる
==============
旧暦1月25日は浄土宗開祖の法然上人の命日
ということで、
津田山にある菩提寺、善養寺で年に一回行われる別時念仏会へ参加させていただきました。
昨年ご住職にお経をご指導いただいた際のお誘い。
全く顔も知らない他の檀家さんと一緒に学ばせていただくというのも新鮮な感じでした。
お年寄りも多い中、
住職は段々ヒートアップしていくので
おばあちゃん方の木魚の手が徐々にもつれる様を横で見ながら私はひたすらついていくなかなかハードな念仏会。
終盤、参加者それぞれの先祖に皆で一緒に
唱えた十念仏はとても気持ちの良いものでした。
念仏千回、敬行礼拝10回、約2時間の長丁場が終わると一同安堵とスッキリした顔に。
「平田さんはさすがに声が通りますね、笑。負けてるなと思い私も必死でした」とご住職に言われちょっとびっくり。
声の通りが悪いのが悩みのひとうなのに、お経の時は前の方まで声が通るようです^ – ^
==============
ときどき別時の念仏を修して
心をも身をも
はげまし
ととのえ
すすむべきなり
法然上人 御ご法語
==============
毎日きちんと勤行をしていても新鮮さや向上心が薄れてしまう事もある。それらを防ぐためにも特別にお念仏を称える機会を設けて励みなさい。
別時念仏会とは法然のそういう教えから行われているそうです。
「モチベーション下がってきました⤵︎」
という壁を見越して法然上人はこんなアドバイスを残しておられるんだなと、法然上人の愛を感じました。
自分もモチベーションが下がることは多々あった気がするので、すごく救われる教えだなと感動しました。
たまには集まってセッションしようぜ!!
たまには集まって一緒に修行しようぜ!!
たまには集まって飲みニケーションしようぜ!!
(これはちがうか)
そういうことですよね、笑
日々の重要なルーティンこそ
時々変化をつけて色褪せないようにするのも
また一つ大事な工夫なのかもしれません。
そうならないように
「毎日がゼロから」
そういう気持ちが大事なのでしょうけど。
「毎日死んで毎日生まれたい」
最近の心のツイートです^ ^