修行者のお彼岸は「彼岸花きれい〜」なんて呑気に感傷に浸ってる場合ではないと、今秋のお彼岸に痛感してます。
秋のお彼岸って、夏の山修行やらお盆が終わりちょっと一息ついてまったりしかける頃に、そうはさせてくれないダラけ防止のような存在でもあるなと思うこの頃。
彼岸入りの前夜、職場で締め作業を終え雑談していると同僚が、大倉山の山の話をし始めた。
小さい頃から大倉山に住む彼女はよく山で遊んでいたらしいのだが、実は昔は自殺スポットだったらしい。
という話をきいて「あ、やっぱりそうなんだー納得!」と思わず納得する自分。
実は山にある大倉山記念ホールはここ数年、震災イベントや後輩のライブで訪ねたことが何度もあるのですが、毎回いくとすごくしんどく、頭が痛くなってました。震災イベントでは妙に亡くなった方へ意識がシンクロしてしまうので消耗が激しかったのですが、、、今なら理解できる。あの山に留まる方々も供養して欲しかったのだなぁと。そういうことならちょうどお彼岸だし、「ご供養させて頂きますよ」などと考えてはいたものの、霊は実に巧妙にこちらへ寄ってくる。
その夜その同僚から突然ラインが来た。内容は全く別件だけど、別れ際の話題に関しての報告ライン。でも今までラインやりとりしたこともなかったので、かなり驚き。
翌朝、起きてみると一昨日家で発見された3匹目のヤモリがカゴの中で水没して死んでいたという衝撃的な事件が発生。(水没死した方々かと思われた、そういえば最近、ありましたね)
彼岸入りの朝、さすがにこれはちょっと象徴的すぎる出来事。絶対何かが自分のもとへ来てるなと思いつつそのまま学校へ向かうと、、、
ザワザワザワザワ、、、
わちゃわちゃわちゃわちゃ、、、
頭の中が騒騒しい。いつの間にやら随分たくさんの方が飛来していて、あれやこれやまぁうるさい。
いろいろ気を巡らしていたら、「あ!そうか!」昨夜のラインで大倉山の方々がこちらへしっかりアクセスしてきたことに気づく。
見えない方々はこうやって人を動かして対応できる人(というか基本的には修行者なんだろう)のもとへ人伝いで近付いてくる。
なんとも巧妙だなと関心したのでした。実にうまくできてる。
今秋のお彼岸はご先祖様のみならず、ここへ集った御霊の皆様方も含めて一斉にご供養させて頂きます。