ヤモリの飼い方まとめ(備忘録)

こんにちは、センシです。ヤモリを飼うにあたって一通り飼い方のポイントを調べてみたので簡単にまとめてみます。

一番のポイントはやはり温度管理でしょう。ヤモリやトカゲなどの爬虫類は変温動物です。小学校の理科の授業でも習ったと思いますが、人間のように一定の体温を保つことができず、気温に左右されます。ヤモリの場合、通説では7度以下になると冬眠に入るようですが、屋内の室温だと冬眠に入るには至らないのでパネルヒーターで管理するのが良いようです。仮に冬眠に入っても、冬眠中に腹の中の糞が腐って死んでしまうこともあるようなのでヒーターで管理してあげるのが良さそうです。

半月ほど前に飼い始め、最近はだいぶ寒くなってきました。やはり外気温が15度を切ってくると動きがだいぶ鈍くなってくる印象があるので、パネルヒーターを使い始めました。ヒーターを使うと動きが速くなり活動が活発になります。また手の上に乗せると体温が心地よいのか、しばらくじっとしてます。適温がヤモリには一番良さそうです。

【ヤモリの飼育に必要なもの】
◆プラケース

プラケースを用意する場合はちゃんと蓋がしまって隙間があかないものにしましょう。空気の出入りは必要なので蓋に網状の隙間がある虫カゴが一番ベストだと思います。ただし、蓋の隙間についてはヤモリが小さい場合は餌も小さくなるので、その餌が逃げ出さないような工夫が必要になるかもしれません。私の場合、蜘蛛を捕まえてあげてますが、小さい蜘蛛は隙間から逃げやすいのでヤゴローが早く捕食してくれないとやきもきします。ヤモリの指は吸盤のようになっているので、プラケースの壁や天井に張り付いて移動することができるのでその点でも虫カゴはちょうどいいです。

◆シェルター



隠れ家はストレス軽減にも必要です。心の休まる陰を用意してあげましょう。素焼きの土管や流木も良いです。

 

◆霧吹き


水飲み場が必要と書いてる方と、必要ないと書いてる方がいて迷ったのですが、霧吹きで壁に水滴を作ってあげてます。そこから水分補給してるようなので霧吹きがあれば大丈夫だと思われます。ちなみに我が家では使いやすいように小ぶりなスプレータイプの醤油差しを使っています。コンパクトでオススメです。ここに最近はまっている日田天領水を入れてヤゴローに与えています。人間も含め生き物は水が基本であることと、あくまで神様の使いという扱いなので水だけはVIP待遇にさせていただいております。

 

 

◆パネルヒーター


パネルヒーターを用意して室温を上げておけば、冬眠することがなくなるので冬眠中に死んでしまうこともなくなります。なので、安全に飼育しようと思ったらパネルヒーターを用意するのがいいと思います。パネルヒーターがなくても室内で飼育していれば死んでしまうことはあまりありませんが、冬眠中にお腹の中の糞が腐ってしまって死んでしまうことがあるので、注意した方がいいようです。ホームセンターのペットコーナーにも3000円くらいで自動調節してくれる日本製のパネルヒーターが売っているのでお手軽です。

 

◆餌(エサ)


生き餌しか食べないので、ヤモリはこの食料問題が一番難しいかもしれません。餌用のSサイズコオロギなどがいいようです。ミルワームは甲殻が硬く、消化に悪いのであまりヤモリのお腹には良さそうではありません。ちなみに我が家では現在のところ、部屋に出現する蜘蛛を捕まえて与えています。もともと蜘蛛は見つけても殺さないようにしているので、比較的コンスタントに1日一匹くらいは捕まえられています。ヤゴローのお腹を見てると捕食したあと下腹部にしばらく餌が留まっているのが見受けられます。1日一匹のペースでもだんだん留まりエリアが広がっていきます。基本丸呑みで頭大の餌なら消化にも時間がかかるので、毎日あげなくても大丈夫じゃないかなと注意深く観察しています。もともと野生のヤモリも毎日餌にありつけるわけではないでしょうからね。そんなに狩りは簡単なものではないはずです。ただここで一つ冒頭の説明を覆してしまうと、通説では生き餌さしか食べないとされていますが、ヤゴローは動かない蜘蛛も認識して食べてくれてます。蜘蛛が多めに出た時にストックしておく方法がとれるので助かっています。

 

 

以上、ヤモリの飼い方のポイントでした。ご参考ください。何か新たにわかればご紹介させていただきたいと思います。まだ飼い始めたばかりでヤゴローを観察しながら模索中です。

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