「祈り」カテゴリーアーカイブ

平成最後の晩餐。

朝なかなか起きられず、今朝の勤行はなぜか10時から。

平成終結の感謝とともに明日からの始まりを私も祈らせて頂きました。どうやらプリンスも一働きした模様。

無事に今日が終わるように祈らせて頂きました。

そのあと午後は今年もお客様をご紹介頂いたりと大変お世話になっている方のお宅で施術のお仕事。平成最後の晩餐もそこの奥様の手料理にありつけ有難い限りです。

そして明日は令和元日の禊に滝行へ。自らの禊祓いが目的ではありますが、観音崎の龍神はそれだけでは終わらないと思うので、新元号の幕開けの祈りもさせて頂くつもりです。

天気が荒れませんように。

祈願解除

病気平癒の祈願解除。

願をかけた方が亡くなった場合、

お札は自動的に抜けると思いきやそうではなかった。

師匠のところへ持っていき確認して良かった。

「ちゃんと解除しなきゃだめでしょ」

お礼をして、

寒川様の御霊を抜いて、

阿弥陀経でSさんのお父様のことを仏様によろしくお伝えする。

49日までは魂は身内を訪ねたりするから、いきなり成仏はさせては可哀想、とのこと。なるほど。

「Sさんは思い残すこともなくちゃんとあがれるって。娘のこと、話を聞いてやってくれって言ってたわよ。」

まぁそこは心得ております。受け給う。

願は解除しないと死ぬまでかけられたままになるので、きちんと神様にお礼をもうしあげて解除しませう。

やりっ放しの願って結構あると思うのですよね。それが支障をきたすことだって当然あるわけです。

【今日の内容】

・天津祝詞

・大祓祝詞

・般若心経

・阿弥陀経

明日は我が身と思うこそ

この世は諸行無常。

私たちはいつどこで死ぬかわからない。

各地の霊山へ赴く修行者はいつ死んでも大丈夫なように白装束を身に纏いました。

そして途中で力尽きて死んだ方も沢山いらっしゃいます。

そして明日は自分がそうなるかもしれない。明日は我が身。

そう思うからこそ、道端で浮かばれない仏様と出逢えば、その方が成仏できるように手を合わせてお経をあげるのです。

身体がなくなってしまった魂は実体の世界では何もできません。私たちが代わりにお手伝いしなければお経もあげられない。

そしてもし明日自分が突然死んでしまったら、同じ状況になるかもしれません。思い残しややり残しがあって成仏できない状況になるかもしれない。そうなった時、助けてもらえるのは実体世界にいる人たちだけです。

道端の仏様に手を合わせるのは、巡り巡って自分のためでもあります。

そしてここまで説明した時、興味津々に心霊スポットへ足を運び「幽霊っているの?」「ギャー出たー!」という行為がどれほど心無いことなのか少し考えて頂けるかと思います。

TV番組の心霊スポット特番で「悪霊退散」とかやってますが、あれほど野蛮な番組もないです。

ああいう場所に留まる霊は好き好んでそこにいるわけではなく、何か辛い想いや強い想いがあってそこに留まっています。悪霊ではありません。祓えばいいものではありません。その想いを慮ってこその人としての優しさであり、本来私たちが備えている仏心とも言えます。

ぜひ浮かばれない仏様が留まる場所に訪れたら手をあわせて下さい。般若心経をあげれば、尚のこと喜ばれることでしょう。

寒行①〜蛇さん大集合その一

2年前から感度の高くなる寒行には、必ず誰かが出てくるようになった。

今年はどんなお坊さんだろうと楽しみにしていたら、、、なんとゾロゾロ並ぶ蛇さん達だった。

大寒1週間前の修行の帰り道、仲間と別れてホームで電車を待っていると後ろに沢山並んでいる気配に気づく。三連休最終日の夜にしては随分混むんだなぁと思いながらチラッと後ろを振り返ると、誰もいない、、、?!ふと冷静に考えハッとする。

「ん?どこで?なにがついてきた?」

師匠の下で修行できれいさっぱり祓った直後に一体なにがおこったのか?さっきまで焼鳥センターでみんなで呑んでいたから、そこで何かついてきたのか?

寒行の前は必ず何か起こるけど、早すぎないか?

しかもズラーーーッと半端ない人数。酔って感覚は鈍いはずなにこれだけはっきり感じるのはよほどの方々。

「明日は十五日の神日だから、今年の寒行は神日から始めるのもいいかもなぁ」と思っていた矢先にこの後ろの方々。

まあしかし、ゾロゾロ並んでいるけどそんなに重たい感じや嫌な感じはしない。ひょっとしてご先祖様なのか、、、?んーでもなんかご先祖様もいる気はするけど大半がそんは感じではない。

この状況、明日から寒行を始めるべきかと考えたが、19日は大事な試験を控えていた。

本来は試験も無事終えて20日の大寒からしっかりスタートのつもりだったので、心身の準備ができていない。万が一風邪を引いて試験前に寝込むわけにもいかない。あれこれ吟味した末に、神日スタートは見送った。

ところがその夜、やはり後ろの方々が気になって仕方がないので「これはやらないとダメなパターンだな」と腹を括り、翌朝から急遽スタート。蝋燭も激しく溶け落ちたのです。この形はもう龍か蛇だよね…

ダウンしないか今年はさすがに不安が募る。テスト目前だからなぁ。

自分の場合、寒行は左右頭ワンセットを3回、そのあと水風呂に浸かりひふみ祝詞と般若心経一巻。かなり冷える。

後ろの方々に「一日1人ずつ一緒に入って頂きますからねー」とお断りして始まった。

そして20日の朝まで、1日1人ずつだからか毎日水の中であげるものが違ってくる。上にあがっていく感じでもないから仏様ではないらしい。

そして大寒の20日の午後、師匠のもとへ伺い、後ろ方々の相談をしてきた。。。

そしたら面白いことになってしまった。