「ぼやき日記」カテゴリーアーカイブ

意味深なスピーチ

TBSのFb記事より拝借。

このアマンダさんのスピーチ、よく見るとかなり意味深です。

特に

“静寂は必ずしも平和ではなく

正しいとされる常識や概念が

いつも“正義”とは限らない

それでも知らぬ間に夜は明ける

どうにかそれをやり、どうにかやりすごし

そして目の当たりにした

壊れていないけれど、ただ未完成の国を”

このくだりはどちらかと言えばトランプ側を支持している文面にしか見えないように思います。

バイデン大統領の就任式で「The Hill We Climb (私たちがのぼる丘)」という自作の詩を力強く読みあげた詩人のアマンダ・ゴーマンさん(22)。

 2017年に全米青少年桂冠詩人に選ばれた異才の世界をのぞいてみてください。「この終わりのない暗がりのどこに光は差しているのかと」と始まり、「私たちが光になる」としめくくられる、壮大な5分に及ぶ詩。暗がりとは?光とは?この詩の持つ意味を、スタッフたちと悩みながら、私たちなりに解釈し、訳してみました。詩はその人によって解釈が違うものですので、もしかしたら他の感じ方もあるかもしれません。皆さんがどう感じられたかにも、とても興味があります。共有していただけたらうれしいです。

 実は、訳す、という作業を通して思いもよらぬ発見がありました。初めはなんだか美しいなといった感覚のみで聞いていましたが、時間をかけて、一つ一つの言葉を日本語でどう表現するかを考えながら聞くと、何層にも重なった言葉の深みを感じ、鼓舞され、表面的な美しさ以上の言葉の力を感じました。フェイクニュースなど、言葉が軽んじられがちな時代に、言葉の重みを改めて考えるきっかけにしたいと思いました。(報道局 久保田智子)

【全訳】

一日が始まると、自分に問いかける

この終わりのない暗がりの

どこに光は差しているのかと

私たちは喪失感を抱えながら

海原を進まねばならない

私たちは窮地にも勇敢に立ち向った

静寂は必ずしも平和ではなく

正しいとされる常識や概念が

いつも“正義”とは限らない

それでも知らぬ間に夜は明ける

どうにかそれをやり、どうにかやりすごし

そして目の当たりにした

壊れていないけれど、ただ未完成の国を

私たちはこの国と時代の継承者だ

ここでは奴隷の子孫で

母子家庭で育ったやせた黒人少女も

大統領になることを夢見ることができる

気づけば彼女は今

大統領のために詩を読んでいる

私たちは完璧じゃないし

ピカピカではないけれど

完璧な国家を築くために

努力していないということではない

目的に向かって団結し

どんな文化も肌色も特徴も状態も

受け入れる国をつくる

だから私たちは上を向いて

私たちを隔てるものではなく

私たちに立ちはだかるものに目を向ける

分断をなくす

未来を最優先するなら

違いを超えなければならないから

武器を置く

そうすれば、その手を差し伸べることができるから

誰も傷つけず皆が調和できるように

せめてこれは真実だと世界中に言わしめよう

悲しみながらも私たちは成長した

傷ついても希望を捨てなかった

疲れても挑んだ私たちは永遠の絆で結ばれている

勝利だと言えるように

二度と敗北をしないためではなく

二度と分断の種をまかないために

誰もが平和で豊かに何も恐れることのない世界を

思い描こうと聖書は説く

私たちが今の時代に応えるなら

勝利は刃の中ではなく

私たちが築いたすべての橋にある

それが私たちがのぼる丘への約束

私たちに勇気があれば

アメリカ人であることは

私たちが受け継いだ誇り以上のもの

それは足を踏み入れた過去であり

いかに修復するかということ

国を分かち合うより

粉々にしようとする力を見せつけられた

国を壊し、民主主義を滞らせようとする試み

それは現実になりかけた

民主主義は一時的に止まることはあっても

敗北することは永久にない

この事実、この信念のうちに

しばし私たちは未来を見つめ

歴史は私たちを見つめる

今は贖罪の時代だ

私たちはその始まりに恐怖し

このような恐ろしい時代を

受け継ぐ準備ができていないと感じていた

しかし、その中で

私たちは新たな一章を記す力を見いだし

自分たちに希望と笑いをもたらした

どうしたら大惨事を乗り越えて

打ち勝つことができるかと

問うたこともあるが

今は大惨事が私たちを乗り越えて

打ち勝つはずがないと断言できる

私たちは過去には戻らず

未来に歩みを進める

国は傷を負っているが

一体となって

慈悲深いが勇敢で、力強く、自由だ

私たちは脅しに振り回されたり

邪魔されたりしない

何もしないことや

惰性で動くことが

次の世代に引き継がれ

未来となることを知っているから

私たちの失敗が次の世代の重荷になる

ただ1つだけ確かなことがある

慈悲と力、力と正義が融合されれば

博愛こそが私たちの遺産となり

変革こそ子どもたちの生まれながらの権利になる

だから私たちは

受け継いだ国よりも良い国を残そう

高鳴る胸で呼吸するたびに

傷ついた世界を素晴らしき世界に変える

私たちは西部の黄金の丘から立ち上がる

祖先が革命を実現させた

風が吹き荒れる北東の地から立ち上がる

湖に囲まれた中西部の町から立ち上がる

太陽が照りつける南部から立ち上がる

私たちは再建し、和解し、回復する

国と呼ばれる、あらゆる場所で

多様で美しい人々が立ち上がる

打ちのめされても美しい人々が

一日が始まるとき

私たちは真っ赤な炎のように輝き

恐れることなく暗がりから抜け出す

私たちが解き放てば、新たな夜明けは花開く

光はいつもそこにある

私たちにそれを見る勇気があれば

私たちに光になる勇気があれば

(アマンダ・ゴーマンさん)

【自主避難者×侮辱×国策】

こんな記事をみかけました。

朝日新聞のニュースレターの配信。

記事内容は以下の通りです。

原発事故の責任を認めて適正に賠償するよう求める避難者に対し、国は2019年9月の第7回口頭弁論でこう反論した。「自主的避難等対象区域での居住を継続した大多数の住民の存在という事実に照らして不当である上に(中略)、ひいては我が国の国土に対する不当な評価となるものであって、容認できない」

言葉を補って平たく言えば、「自主避難などする必要はなく、そうした人たちに賠償すると、放射能汚染がまだ続いているかのようで、日本の国土の評価が落ちる」という理屈だ。

国の愚策で被害を被ってるのに呆れ果てる言い草ですね。

挙句先日はエネルギー確保のために原発推進について菅首相は言及してました。

急に電気自動車に切り替えなければと騒ぎ出しどうせそういうと思っていましたが。(トヨタ社長はこの件に憤慨してますよね)

地球温暖化による環境問題対策はフェイクであることを私たち日本国民は学ぶべきでしょう。

ある意味では温暖化は起こっていますが、宇宙規模でみれば地球は寒冷化の流れなのですから。

寒行シーズン

大寒。

朝からドボドボと浴槽にたまる水を

憂鬱に見つめるシーズンがやってきました。

コロナなんて言い訳は無論ありません。

今年もやはり浸かる。

先人も寒行によって

心身を禊ぎ鍛えて

免疫をつけた。

“撲滅”という人間の身勝手な妄想は

全ての存在に意味があるこの世界においては

通用しません。

そんな暇があるなら祈りを◎

2021年1月20日