【おばあちゃんは「概念」で現在を見ている】
どうも、センシです( ´ ▽ ` )ノ
日曜は美人ケアマネさんに案内していただきながら銚子の美容室で施術してきました。
ケアマネさんが美人なだけに
車中で2人きりの時はドキドキしてしまったのですが
彼女のお仕事柄、
“痴呆のおばあちゃん”が話題になりました。
娘さんが「顔を忘れられた」とがっかりしたり
ずっと鏡の中の自分と話している方がいたり
老人を扱う現場では痴呆症を患った方にまつわっていろんなことがあるそうですが
「もっと痴呆について理解してもらいたい」
「忘れたわけじゃなくて認識してないだけなんですよ」
という話を聴いて、
「人間は概念で物事を見てしまう」
ことを思い出しました。
おばあちゃんは忘れているんじゃなくて、
昔の記憶=おばあちゃんの概念で現在をみているんですね。
私の祖母も数年前から痴呆がひどくなってしまい、ここ最近は孫の私の顔も忘れていることもよくありますが、よく思い返してみると
「やすのりくん?おっきくなってぇ」
とどうも昔の顔は記憶にあるようなそぶりなんですよね。
完全に忘れてるわけではない。
昔のことは覚えている。
だから娘さんが「忘れられてしまった」とがっかりしていても、実際は忘れたというよりは
“昔の娘の顔”を基準に見ているから、”現在の娘の顔”は自分の概念と一致せず「わからない」
鏡の中の自分にずっと話しかけているのは
鏡の中の自分は「概念の自分」と姿が一致しないから、他人として話しかけている
という考え方をしたほうがいいようです。
完全に忘れてるわけではなく
おばあちゃんの知る概念と結びつかないから
認識できないだけ。
人間は「概念=固定観念」と結び付けて物事を見てしまいます。
おばあちゃん、おじいちゃんは
人間らしさを最も体現しているのかもしれません^ ^
「忘れられて寂しい」という方は
昔のおばあちゃんの概念に一致するような格好をしてみてはいかがでしょうか? 笑
#概念
それではごきげんよう( ´ ▽ ` )ノ
今日は暑いですねぇ