先週末、九頭龍神社へ参拝してまいりました。旧街道の畑宿から飛竜の滝を経由し、芦之湯へ。そこから結局バスで元箱根へ辿り着き、途中まで歩いてみようと思ったらバス停がなく最後まで歩く羽目に、、、芦ノ湖周辺には卒塔婆のようなものがあったり、よく調べていくと色々面白そうでした。
有料の九頭龍の森へ入りすぐの白龍神社へまず立ち寄ると、なにやら覚えのある感覚が頭に、、、祝詞をあげてからよく見てみると、鎌倉の銭洗弁財天宇賀福神社と同じ紋様が!!あそこの洗い場の横の蛇神様と同じらしい。なるほどねぇ。
そして思ったほどすれ違う人が少ない道を歩き九頭龍神社へ。
呼ばれてたからか強い神様だからか、頭にガンガン響いてくる。「わかってますわかってます。ちょっとお待ちくださいね。」手水舎で清めていざお参りしようと思ったら賽銭箱の横に女性がひとり微動だにせず、一身に拝んでいる。邪魔しては失礼かと思い、少し待ってみたが微動だにせず。とても真剣にお参りされている様子をみて「もしかしてこの方のために祝詞をあげろってことなのかな?では失礼して、一緒にあげさせていただきます。。。」
天津祝詞をあげる。
女性は一切微動だにせず。
この方本当に真剣なお願いごとだ!!
そして神様、(お前は持ってきた数珠を出しなさい)という雰囲気。
いそいそとお数珠をリュックから取り出す。
少し離れた東屋にはお参り終わったカップルがくつろいでいたが、祝詞をあげていた私が今度はいかつい数珠をとりだす様子みて何やらざわついていた。
(では、、、龍神様の祝詞を、、、)
とあげ始めたと同時に、横の女性が祝詞をあわせてあげはじめた!!
(え!???この方何者?)
と驚いた瞬間、祝詞が頭から吹っ飛んだ。
(あーー、どうしよう完全にとんだ。。。)
しかし横を見ると女性はまだ微動だにせず祈っていた。
気を取り直し、この方のためにもしっかりあげねばと思い、祝詞本を取り出し頭からやり直し。
(横の方、やり直しでかっこ悪くて申し訳ありませぬ。でもしっかりあげさせていただきます)
高天原に挫し挫す、、、、
(龍神様、余計なお世話かもしれないのですが、この方はよほど真剣なお願いをされているご様子。私には彼女のお願い事がわからないのですが、純粋なものでしたらどうかよきにはからっていただけないでしょうか。)
、、、恐み恐み曰す、、、、、えいっ!!!
残響音が辺りに響き渡る。
龍神様の声がやむ。
なんとか届いたようだ。
横の女性を見ると微動だにせず、まだ祈っている。
(では私はお先に失礼します)
と神社をあとにした。
あの女性の祈りが届いていますように。
基本的に神社を参拝する時は「感謝の気持ち」だけを伝るだけでいいのです。これが日本古来からの神道の基本的な考え方です。今こうして命をいただいて生かされていることに感謝することが大事です。それがしっかりできていれば、いざというときもお力を貸していただけることがあります。
逆に、何かお願い事をする時は注意が必要です。神様へお願い事をするということは、神様と「契約」することにあたります。契約した以上は成就させるために、本人もしっかり努力しないと力を貸していただけません。
そしてお願い事が成就したら必ずお願いをした神社に「お礼参り」へ行きましょう。願い事がかなったらきちんとご報告して感謝の気持ちを伝えることが大事です。これを疎かにするともう力を貸していただけないかもしれません。神様事情って意外と厳しいです。(お賽銭なしでお願い事なんてもってのほかですよ。。。)
これを踏まえて気をつけたいのが遠方の神社へ参拝する時。有名なご利益のある神社だからと言って、遠路遥々参拝した神社でお願い事をした場合、お礼参りが大変になってしまいます。
それができるのであれば問題ないですが、お願い事は普段行きやすい神社でおこなったほうが無難といえます。
それに自分の家から近いほうが、心が折れそうになった時でもすぐに神社へお参りしに行くことで、また決意新たに気を引き締められます。へこたれそうになったら願をかけた神社でまた気合いを入れ直します。そのほうが確実性もあがると思いませんか?
普段から「感謝」の気持ちを持ち続けているだけで、力を貸していただける機会が増えていきます。人とのご縁も増えていきます。これは行者になる前からの私の実感値。ぜひ試してみてください。
感謝するという基本をしっかり忘れなければ、ミラクルって意外と起こりやすいものなのです。
先週からずっと「龍」とか「波動」について考えていたのですが、そこに紐付けて今日はふと放射線のことを考えました。放射線は電磁波の一種ですが、電磁波は波動性と粒子性の2つの特徴をもつと。で、粒子性っていうのは遺伝子を傷つけるなどの影響を与えていることのような気がします。粒子=剛体の球という意味があるそうなので、物質的なんですよね、おそらく。でもう一つの波動。
放射能の影響の中で多い「原因がよくわからないが、おそらく放射能の影響に違いない」。私もウクライナでこれを訴える方々が非常に多いことを実感したのですが、この「よくわからない」部分の原因は波動なのかなと。だとすると波動に関しては調整すれば改善することも可能なのではという思いに至りました。物質的に破壊された場合、戻すのは難しいですけど、波動を再調整するのは可能なんじゃないかな、、、突飛もない空想ですが。
ニュースを見る度、日に日に状況が悪化していきていると感じる。
今年はウクライナに行けるだろうか。
そんな不安がでてきた。
昨日はJR東労組を訪ね、チェルノブイリのDVDを見ていただきながら互いの活動などの接点の探りあいを。
「頭で考えていてはいかん。まず動かないと」
とおっしゃる組長さんはとても素敵な方だなと思いました。
チェルノブイリもぜひ行きたいとのことで、私もぜひ協力させていただきたいとは思うのですがなかなか現地状況をみると厳しいようにも思え、気をもむところです。
色々と意義深い活動をされているので、うまくコラボできればいい。
福島避難者の援護射撃も色々お願いして、力強い味方ができた。
もっと手繰り寄せて手繰り寄せて、太い綱にしていかないと。
山岳信仰の里の行者&鍼灸師です。科学と信仰の統合を。