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ウクライナについての記事
ウクライナとロシアの情報戦
メディアで眺めていても何となくわかると思うのですが、ウクライナとロシアは激しい情報戦を繰り広げている。
クリミアとかドネツクとか、実際に起こっていることも十分大変なんだがそれ以上に当初から「情報戦」が繰り広げられている。
4月にチェルノブイリ訪問にあたって在日ウクライナ大使館を訪れた時も、その話を一生懸命していた。
メディア用にロシアとの紛争を説明する映像まで作っていた。
「日本人はわかっていない。メディアの報道もおかしい」
とにかくウクライナの置かれている状況を理解して欲しいという気持ちがとても伝わってきました。
マスコミに毒されている日本だから、余計に焦燥感もあったことでしょう。
ウクライナ人って自分たちを日本の「武士」に重ね合わせる傾向が強い。
これって不思議だなあと思っています。
普通だったら「我々の民族は素晴らしい」
と誇るところでしょうが、凄く「武士」に何かを感じるものがあるらしく重ねあわせつつ自らを鼓舞するというか、、、
第二次世界大戦の時なども何かとご縁がありお世話になっている国ですが、
多分遠い遠いご先祖様が何か繋がりあるんでしょうね。
民族的にも、宗教的にも。
と感じています。
ウクライナって秘めているポテンシャルが高いからこそ、ロシアにちょっかい出されるわけでして。
ウクライナ側としての見聞を知っておくことも大事だと思っています。
在日ウクライナ大使館のFbページもそこら辺がストレートに出ていますよ。
リコネクト
今日は偶然にもSNSで4月にお会いした在日ウクライナ大使館のYさんと再び繋がることができました。
向こうは私のことも覚えていてくれたらしい(黙って座っていただけなのに、笑)
きっかけは先日の南相馬の大甕幼稚園でウクライナの子供たちのクリスマスカードをお届けしたことについてのTweet。
ウクライナ語に翻訳してCheFuKoの活動をシェアしていただけるとかで、有難い限りです。
福島とウクライナのパイプが新たにできつつあるのか!?
フッフッフッ
チェルノブイリは”展示されている”
チェルノブイリをドローンで撮影した映像の紹介記事ですが、、、
「世界初公開」と紹介されてるけど、空撮シーンは確かに初かもしれないが、見た感じほぼガイドが連れていってくれる場所のように思います。
自分が行った場所がほとんど、、、
前々から思っていたのですが、いつもこちらのサイトはチェルノブイリと放射能に関する記事はネットで拾った情報をつなぎ合わせただけの内容で、雰囲気だけ作って煽る感じが気になっています。
内容が凄く抽象的。
まあ、そういう仕立てなのでしょうけど。
福島という現実を抱えている我々日本人はもう少し知るべきだと思っています。
福島第一原発事故という現実が起こったのに、未だにチェルノブイリに幻想を抱いてる人が多すぎる。
そして福島に対しても漠然と幻想を抱いている。
取り上げるなら極力事実を伝えて欲しいものです。
ウクライナ人を招いての講演会だって毎年どこかしらで開催されている。そういう場所に記者の姿ってないんですよね不思議なことに。
ちなみに文末に
ガスマスクはいつ片付けることが、、、
とありますが、これは片付けられることはありません。
観光地化されているチェルノブイリゾーンでは、ガスマスクや人形などの残骸はいわば展示品としてそのままにしてあります。
いわば廃墟をそのまま生かした博物館のようなものです、チェルノブイリゾーンは。
「これは、やっぱり事故当時のまま残っているの?」
と尋ねると
「どこかの誰かが撮影のためにわざとセッティングしたんだろう」
とガイドが言うこともありました。
草木はそのままですが、意外と人の手が入っているのです。
大きなミュージアムなのです、チェルノブイリは。