真剣に生きる人ほど無理はしない


松下幸之助

「真剣に生きる人ほど無理はしない」

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さきほどこんなものが飛び込んできた。

無理して頑張るというのは
漠然とした不安を打ち消したいゆえですが、

それでは自分と向き合っているとは
結局のところ言えないのです。

弱い自分や
汚い自分と
腹を据えて向き合う。

それが”真剣に生きる”の意味するところ。

これをつきつめていけば
過度な依存はなくなり、

過剰な無理はおそらく生じなくなる。

依存の根幹は共同幻想である”通貨”であり
そこに付随する”価値”という概念そのもの。

SDGsとか言っちゃってますが、
権力者が搾取しつづけ
庶民という奴隷を頑張り続けさせた結果が
今の世界であり、

さらに頑張らせようとしていることに
なぜ気付かないのか不思議です。

グローバル化、
全体統一が全てを歪ませており、

本当に貧しい国や人々のことを考えるのなら、
いまのこのシステムを脱却するために
どういう生き方ができるかを模索することであり

お偉いさんのアジェンダに淡い夢と理想を
みることではございません。

「なぜこうなったのか?」
を深く考察しないと本当の目的地は
はっきりと見えません。

話はそれましたが、

真剣を携えていればそれこそ
無理はできません。

無理すればそこで終わりなので。

そこでかんたんに終わってしまっては
自分の道を通せないのでやはり
無理はできません。

生き抜かないといけないので。

“無理をしているうちは真剣ではない”

なんとも深い問いかけです。

そしてとても厳しい言葉です。