修行三昧〜せんし.com

山岳信仰の里の行者&鍼灸師です。科学と信仰の統合を。

他人に期待を寄せるな

芸術は爆発だ!

の岡本太郎巨匠のbotで久々に心にささる言葉が目に入りました。

“期待というのは、自分自身に対してもつものであって、他には期待しない。なんにも求めない。みんな、人に期待したり、なぜ英雄は出ないのかなどと、そんなことばかり言っている。自分こそがとは誰も言わない。尊敬する人をもつことは甘えだと思う。それよりも、感動を大切にしろとぼくはいいたい。”

さすが岡本太郎巨匠の言葉はするどい。

人にはそれぞれのお役目があるけど、

自分で出来るところの限界までを

自ら努力せずに

「あの人ならやってくれる」

と託すのは何か違う。

託すことで自分の想いは

昇華されるような感覚になるけど

そこはたぶん”感ちがい”であり、

ギリギリのところまで自ら向き合うことでしか

昇華されることはない。

ギリギリまで挑んだ時、

初めて神懸かり的なお力は発生する。

神への道は他力本願でお願いすることではなくて

そこに向かって自ら体現すること、

その先にある。

これは同じく道がつく武道と呼ばれる

剣道や柔道、合気道などと同じこと。

人はギリギリまで追い込まれると

頭が空っぽになる

頭が空っぽにになれば

身体が自然と反応し動くようになる

自然と動くということは自然とリンクしていて

理にかなっているということ。

そんなことを考えていたら

理にかなうにはギリギリまで追い込め

ということじゃないかと若干冷や冷やしているのでありました。

今週のお山ではすでに追い込まれましたが、

下界でももっと追い込みをかけんとなぁ。

いざ!

次へ 投稿

前へ 投稿

© 2025 修行三昧〜せんし.com

テーマの著者 Anders Norén