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世界各地で勃発する動き

10/10〜ウクライナへ再び行くのですが、

昨日は午後になって日本の支援団体の方と現地の双方から

10/25からアエロフロートのウクライナ便が全便欠航になるとの情報が入ってきました。
ウクライナ政府の措置らしいです。
今のところ支障はないですが、穏やかじゃないですね。
いつものことですが。

 

ウクライナ、ネパールと日本。
全く異なるようで境遇はどことなく似ている。

 

大国に挟まれていたり、エネルギー資源を抑えられると泣き寝入りするしかなかったりと地政学的に不利な立場がどことなく似ている。

 

類友みたいなもんだと最近感じています。

 

去年はウクライナがロシアから石油を止められた。
最近ではネパールがインドから石油を止められた。こちらも参照
似たようなことが世界各国で起こっていてその度に戦争て、、、それを全部拾い上げてみたら「じゃあ原因はそもそも何なのだ」というのは簡単にわかるような気もする。

日本はどうなのか。

日本人はちょっと頭のネジがハズレたからか、西欧列強に噛み付いて撃退に成功したためリスペクトされ、努力の末に今の地位にいますが

今現在の状況を見ると、経済大国の皮をかぶって物だけは溢れている最貧国としかいいようがないなぁと感じています。
他所を見て本当にそう思う。
物質面、金銭面はやむなしとして、やはり精神的にどこか貧しい。
同じ職場でヨーロッパを始め世界各国を回ってるエージェントが
「日本ほど働いてる国はないのに、日本はなぜか貧しい。技術においては日本に勝る国はない。それなのに貧しい。その原因が未だにわからない。本当に不思議」

という話を聞いて私はこれを

 

「日本の七不思議」と勝手に決めた。

 

もしかしたらその分野の専門家に言わせれば理由は単純なのかもしれないが、いつまで経っても抜け出せない状況は七不思議としか言いようがないだろう。

 

最近のつまらない所感です。

ネパールの通信環境

ネパールの携帯事情、SIMカードについてです。

カトマンズは携帯電話は問題なく使えました。

通信インフラは問題ないです。

今回現地でSIMカードを購入したのですが、

どうやら現地の人間でないと購入できないらしく

コーディネーターのネパール人の名義を借りての購入となりました。

さらにSIMカードはちょっと注意が必要で

同行者のdocomoのスマフォはSIMカードがうまく入りませんでした。

厚さが若干違ったようで、

「やすりで削れば入るよ。大丈夫大丈夫〜」

とネパール人が頑張って無理矢理押し込んだ結果

スマホが壊れました(爆)

現地では既製品の多少の手直しや修理は当たり前なのですが

SIMはさすがにそうはいかなかったらしく、、、

私が持っていったiPhone4はもちろん問題なく入れられました。

おそらく海外メーカーの携帯は問題ないのでしょう。

日本製スマホのSIMサイズはネパールでは珍しいようです。

ちょっと注意が必要です。

現地の携帯ショップではSAMSUNGが多くみられました。

iPhoneに入れたSIMの通信速度はイマイチでした
(そのSIMもリサイズして無理矢理いれた感があるのでそのせいかもしれませんが笑)

現地の人が持ってる携帯も、機種によってまちまちで

快適なのもあれば、通信速度が随分遅そうな人もいてまちまち。

ネパールはWi-Fiスポットというのが基本ないのがキツイです。

カトマンズの国際空港も空港内のお店でしかフリーWi-Fiはなく

中から出てしまうと使えません。

カトマンズ市内もフリーWi-Fiのスポットはみあたりませんでした。
(今回観光客向けのタメル地区は入っていないのでそこはおそらく、、、)

ネット環境がおそらく全般的に厳しいです。

Wi-Fiルーターは持参したほうが良いです。

(ちなみに去年行ったウクライナは充実してました。チェルノブイリゾーン内でさえ、食堂はフリーWi-Fiが完備されていますから)

そんな感じでネパール滞在中はネット通信環境に苦労しましたね。

次回はこの問題をクリアしたいです。

カトマンズにて

5月16日から24日にかけて現地の多大なご協力を得ながら、ネパールのカトマンズで支援活動をさせていただきました。

初日は市内の被害地域なども何カ所か案内していただきました。

地盤が弱い地域は被害が大きいです。

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またあちこちで建物の強度が弱い建物は一階から崩れている様子が見受けられました。

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カトマンズ市内には大きな環状線道路が走っているのですが、そういうメイン道路の脇にも避難用のテントがあります。

家が崩れた方はもちろんテント泊をしているのですが、

家が大丈夫でも隣にテントを張って、寝るときだけテントで生活している人々がたくさんいます。

皆さん、建物の耐震強度が不安で外のテントで寝泊まりしているのです。

初めて訪れる人間の目から見ると、カトマンズ市内は活気がありました。

地震は恐いけど、割り切って前向きに過ごしている

そういう印象がありました。

人も車もたくさん。

でも震災で数万人が田舎へ避難しているので

「人は減った。やっていないお店が多い」そうです。

それでも流通もインフラも市内は問題なく機能しており

不便さは感じませんでした。

これから迎える雨期に備え、テントの変わりにトタン屋根の仮設テント作りが始まっています。

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ドイツから運ばれてくるそうです。

雨期に入ってからの二次災害が心配されていますが

私もそこを懸念します