【曝露頻度が高いものを
優先的に避ける〜界面活性剤】
“健康に気をつける”で盲点になりがちなのが
食品以外の日常用品の化学物質。
歯磨き粉やフライパンなどの表面加工から取り込みやすいフッ素なんかもそうですが、
洗剤などの界面活性剤もその一つ。
界面活性剤は細胞膜を破壊するので
皮膚や腸管粘膜などへのダメージも懸念されます。
皮膚や腸管粘膜は免疫機能の第一防御壁
ですので、免疫が弱くなるという
致命的な問題も考えられる。
よほどきっちり洗い流さなければ
洗い残しは少なからず生じ
食事をする際に
微量ながら体内へ取り込まれます。
微々たるものでも
蓄積していけばどうなるかは
想像に難くありません。
その積み重ねが
胃腸にダメージを与えていると
想像したことはあるでしょうか?
食事には気をつけてるのに
胃腸の問題などが改善しない方は
洗剤の種類や使い方に問題がないか
チェックが必要でしょう。
そもそも常在菌と免疫の関係性や
本来の免疫力というのを考えた場合には
過度な食器などの抗菌や殺菌も
ほぼ無意味であることに
気づく必要があります。
足元をよく見て考えないと
結局はコロナ脳と同じです。
界面活性剤を投入すると
魚が呼吸できなくなり死んでしまう
実験映像は有名ですが、
高度成長期の河川の環境破壊の最たるものは
この洗剤によるものです。
細胞壁を破壊する代物なのですから
紙ストローやエコバッグなどよりもともと
よほど優先順位が高いと言えます。
しかしほとんどの人がこれについては
考えていないのは
日常を観察してると明らか。
洗剤をバンバン使いながら
「地球に優しく」といくら振舞っても
元の木阿弥です。
本質的なSDGsには届きません。
それどころか細胞膜破壊で腸管粘膜などがダメージを負っていれば炎症物質などが流入して慢性疾患へとつながります。
毎日洗剤を食べていることで
病態が生じていないか、
生活を見直してみましょう。
食器のしつこい脂汚れなども
重曹をうまく使えば
本来は事足ります。
(ちなみに私の場合ここ数年食器はほぼ水洗いor時々重曹ですが夏でも食あたりになることは特にありません)
洗剤で衛生を保てるような気がするのは
マスクが効いてる気がしてるのと
結局は同じ発想です。
ちょっと気になった件があったので
備忘録兼ねて。
こういう致命的な盲点も
挙げるとキリがないのかも。
足元をよく見ましょう。