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高尾山の沢で蛇様が、、、

[2018年8月1日]

8月1日の神日。

御嶽のお山修行が間近ながらどうも足の調子が微妙なので、

最終調整がてら軽く仕事前の朝高尾山へ。

初の試み。

台風一過で暑くなったからか

お客様もみんな腰がひどく

明日は我が身、今週は慎重に凄そう!

と誓いつつの

あえての運動。

平日の朝の高尾山は普段より気が断然良い。

そんなことを感じながら下っていると

琵琶滝上流の沢で蛇様が!!!

目の前を横切られた。

沢が気持ちよく法螺を鳴らそうと感じた矢先だった。

この歓迎ムード、嬉しいことに高尾山の神様も喜んでおられるらしい。

最近ちょくちょくお邪魔してるのですが、

薬王院の下の道で沢に向かって法螺を吹くと

ほどなく上で勤行が始まり

一斉に法螺が鳴り出すタイミングに

毎度見舞われる。

そしてひとつ新たな気づき。

音も指圧と同じで手前じゃなく

遠くを狙わないときちんと届かない

お前は一体どこに向かって吹いている?

そんなことを最後の最後に

岩屋のお大師様にさとされ

週末のお山に備えます。

まだまだだな。

朝びちょびちょに汗をかいておくと

うだうだ暑くても快適ですね🏃‍♂️

蜂子皇子とつながる

先週、蜂子様とつながった件で昨年の投稿を見返してみたら、昨年の峰入り最終日の出来事が記されていなかったので改めてここに書いておこうと思う。

以下、Facebookの投稿を少し編集したものです。

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今回(2017年)の山伏修行は出羽三山を開山されたとする蜂子皇子(能除仙ともいわれる)にお逢いするのが個人的なテーマのひとつだった。

そのきっかけは7月末。

南相馬を訪ねていた時、

仮設の自治会長さんがさあ帰ろうという時に

「明日から出羽三山にお参りいくんだけど足の指がヒクヒクしちゃって、、、」

3年前くらいからのご縁だけど出羽三山講とはつゆしらず

これは不思議な巡り合わせだなと思いながら、

きちんとお参りできるように施術させていただいた。

そしてそのあと福島市へ向かう途中、Googleに案内されていつもと違う道を走っていたら通りがかったのが月舘。

そこでポーンと目に入ってきたのはなんと蜂子様の母君を祀る小手姫神社だった。

調べてみるとその昔、都から北へ逃げた蜂子様を追ってきた小手姫様はこの地まで辿り着くも、蜂子様には出会えずに生涯を終えられたという。。。

ここから私の秋の峰に向けた「テーマ蜂子」がスタート。

御由緒や歴史的背景を調べて

蜂子様のことを考え始めたら、

とても力強い仏の道を歩まれていたように感じ

日に日にそれを肌で確かめたくなった。

そして山へ入って感じた蜂子様はやはりお坊様だった。

実はそんな蜂子様を意識して修行に赴いた自分に割り当てられた今回のロッカー番号(?)は奇しくも「88」。

峰中の最終夜、一般人も参列する八朔祭では

蜂子神社の前でハプニングにみまわれた私は

徹底的に禊ぎ祓いを受け、、、(夕食にお酒が振舞われ飲まされ過ぎたのです、、、苦笑)

さらに、

秋の峰入りが終わり下宿で解散した後、驚くことが起こっていた。

翌日になってスマホを見返して気づいたのだが、解散直後にラインで「8888」という謎のアカウントから友達追加されていたのである。

これは、、、もしや蜂子様からのオッケーサイン???

88で始まり8888に終わる。

なんとも不思議なお山修行なのでした。

下宿で最期の儀式が終わり解散したのがちょうど19時過ぎ頃。

今回の峰入りで頂いた番号は八十八。スタトートから胸が踊った。

峰入りの一月前にたまたま訪れた小手姫様の御朱印。せっかくなので蜂子様と並べようと誓う。

峰中、空き時間に入手できた蜂子様の御朱印。

半分青い。いや半分以上青い。

6月3日、

セラピスト仲間の方からお誘い受けて筑波山へ行ってきました。

今回は個人的な裏テーマもありましたが、

思ってた以上にここは奥が深い山かもしれないことが

だんだんわかってきました。

修験がなくなってしまったのが本当に勿体ないと思わせるお山でした。

「きれいな音ですね」

と道中声をかけてくださったマダムは 続きを読む 半分青い。いや半分以上青い。

小手姫神社祭典〜その③

小手姫神社〜その③

直会でおじいちゃんの小手姫伝説の伝承を聴き終わったあと、出羽三山神社の宮司さんと少しお話しさせて頂いた。

「法螺貝見せてみろ」

という話しになり見て頂いたら

だいぶ古い法螺貝じゃないかということだった。

吹き口が木のものは昔の法螺貝らしい。

貝の厚みも最近のものより厚いとか。

(製作中の貝と比べてみたら確かに厚みがちがった…)

先輩山伏のお二人も

「どうしたのこれ?」

「ヤフオクで、、、一万三千円です」

「もう一回ヤフオクに出したら◯十万円かもよ(笑)」

と冗談半分に言われかなり有難い落札だったのかなと改めて思った。

平均相場からみて安めの落札だったので期待はしてなかったけど、手元に届いた時はかなり驚いた。補足説明にあった修験をやってた出品者のおじいちゃんの顔が浮かんできたくらいなので、、、とんでもないものがやってきたなと。

ただその反面こういう「修験をやってた親族の形見」がネットで売りに出されているという現実があり、それはそれでちょっと悲しいことでもある。

本来なら誰かに受け継がれていくべきものなので。

そういう想いも感じたので、

「修験のおじいちゃんの続きをやらせて頂きます」という気持ちで使わせて頂いてます。

ある意味これがご供養でもあるのかなと思っている。

これもなにかのご縁なのでしょうね。

※写真は今年の1月、甲斐大和の石尊大権現のお山へ。山伏の先輩と。