共産党宣言を出したマルクスはロスチャイルドの血縁だった件、色々と繋がっていくので、この指摘は重要ですね。
月別アーカイブ: 2022年4月
白隠禅師の呼吸法
先日、先輩からお借りした白隠禅師について書かれた著書に呼吸法について書かれていた。
私も常々、施術をしている皆様に呼吸法の重要性をお伝えしているが、白隠禅師の逸話を読むと、呼吸と健康の密接な繋がりを改めて強く感じる。
ちなみに私の場合は、少し風邪気味かなと感じると丹田呼吸法で平熱36.7℃くらいから37.1〜37.4℃くらいまで体温を上げて毛布にくるまりしばらく汗をかくとスッキリと治る。
以下、ご参考に。
内観の秘法
まず、床の上に天井を向いて、静かに横たわります。枕の高さや軟らかさは、各自が自分で気持ちがよいと感ずるものをもちいます。目はかるくとじ、両手両足をも適当にひらき、その力をぬきます。首、肩、背骨、腰、脚の筋肉や骨々の力をもすっかりぬいてしまいます。口もすこしひらき、肛門や生殖器の筋肉もゆるめ、内臓の力もゆったりとして、肉体のどこにも力が凝らぬように、蒲団に、すべてを打ちまかせ、死せる肉塊のごとく、ぐったりとうもれてしまうのです。そうして次に、両手脚を長くのばし強くふみそろえて力を腰から下に入れて、しずかにかるく呼吸をし、多少気もちがおちつきはじめましたら、こんどはやや深くゆっくりと息をし、息を吸いこんでしまってから、かすかに息をとめます。とめてから、しずかに吐きだすのであります。吐きだす要領は、吸いこんで、かすかにとめた息を下腹の方へおとして入れるような感じで、細くゆっくりと吐きだすようにするのであります。そうすると、下腹に力がみたされた感じをうけます。この下腹(気海丹田)に保たれた力をそのままに軽くたもつようにしてふたたび、鼻孔から空気を静かにすい、気海丹田しだいに力をみたしてゆきますと、下腹はふくれた感じになってまいります。このように下腹部に力を少しずつみたして、下半身に元気を充たしながら、しずかに上記の副指揮呼吸をつづけるのであります。
『白隠禅師健康法と逸話』
P67
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内観の秘法