一昨日の話ですが、師匠のもとへ妹を連れていきました。
施術を受けたいというので繋いだのですが、色々悩んでいるようなので相談もしてもらえればなーと思い連れていったのですが、、、
結果は私も驚きの事態に。
妹は師匠に食ってかかりました。
自律神経がやられていたみたいで、我々の言葉を全面ブロック。師匠の言葉も親から説教されているように聞こえて不快だった模様。
「おいおいどうしたんだ!?」
実は数日前に母から実家でのやり取りを聞かされてはいたのですが、ここまで凄いとは。
全部否定しないと頑張ってる自分を保てない状態になっていました。
師匠も施術をしながら「もっと自分を許してあげなきゃ可哀想よ」
となだめましたが、時たま涙を見せるも今の妹にはその言葉は届いていませんでした。
「自分はこうでなきゃいけない」
「自分はこういう人生を生きてきたのだからこういう人間なのだ」
「あの過去を乗り越えるためにはこうしなきゃいけない」
こういう自分で作った枠って実は意味がないのです。
こんなものわざわざ狭い枠を作らなくても「あなた」は「あなた」でしかありません。
自分も妹と似た傾向があるので気持ちはわかります。親からのプレッシャーにさらされながら育ってきてるので抱えてるものは仕方ないのですが、しかしやはり、自分を保つための意地ほどいらないものはない。
と今ならわかります。
キツイならきついと言えばいいし、途中で投げたっていいんじゃないかと。
それで自分が壊れるわけじゃない。
何か捨てたらむしろ不動の自分が見えてきます。
それこそ真の「自分」じゃないでしょうか。
何を選択しようが何を捨てようが、「自分」という1つの基準は何も変わらないんですよ。
それを知らないから怖くて意地になってしまうけど、「自分」がなくなることはないんです。
世は無常。
くるくると変わりゆくこの世界、
私たちの細胞だってどんどん新陳代謝していって変わっています。
でも不思議と核となる「自分」は変わらずにあるんですよね。
もちろん、変わらない、進化しないままはまずいですけど、
人間そうそう簡単に変わるものでもない。
勝ちを得ようが敗けを認めようが
あなたはあなた。
何も怖れることはないです。
現在のありのままの自分を受け入れて欲しい。