新盆。
お盆はご先祖様はもちろん、
無縁仏やご供養が必要な方もわらわらする時期。
そんな時期になってきたからなのか
先日某所の解剖見学でとあるご献体と遭遇。
何やら思い残すことがあるご様子。
師匠のもとでご供養のお経をあげさせて頂いた。
こんなとこでも出逢いがあるとは。。。
人との出逢いで学ぶこともあれば
通りすがりの仏様との出逢いで
教えを頂くことも最近は増えてきた。
この日はもうひとつ、
心を閉ざしてしまった友人に向けて祈祷もさせて頂きました。
2つの案件に共通するのは自分と向き合うこと。
願わくば残すのは清々しさ、
もといきよきよしさ。
後悔しない生き方を。
死んだあとは未練なく
清々しい気持ちで身体をほっぽって
上に上がりたいものです。
後悔しない生き方とは
なにかを成し遂げることより
自分を大事に生きること
自分と向き合って生きること
自分をゆるすこと
自分に正直であることなのかもしれない。
そんなことを考えさせられました。
〈祈祷〉
般若心経
観音経
大悲心陀羅尼
〈供養〉
大施餓鬼
仏頂尊勝陀羅尼