レスリングの吉田沙保里選手が残念ながら銀メダルとなってしまいましたが、

インタビューでの印象的な言葉がありました。

「こういう表彰式で、メダルを取る取らないとか、金・銀・銅で（扱いが）違う。負けた人の気持ちが分かり、いい経験になった」

王者はずっと勝ち続けて皆を上から引っ張ってきたわけですが、今度は敗北も経験したことによって下から支える立場になるんだなと思いました。
「敗けた人の気持ちがわかった」と言った吉田選手は、東京五輪では新たなポジションで選手団を支えてくれるような気がします。
そう考えると今回の敗戦は必要だったんじゃないかとも思える気がしました。
4年後が楽しみです。

おかげさまです、センシです(｀_´)ゞ

今日は山形市へおもむき、祖父の施術をしてきました。

数ヶ月前から調子悪いとは聞いていたのですが、、、

夜になると眠れず、それが不安につながり

あっちも悪い、こっちも悪いと言いだし病院にかかり

薬を沢山もらって飲み続け

「でも治らない」

という悪循環に陥っていて、なかなか大変そうでした。

病院で検査しても異常は見つからなかったようなので、ほぼ施術の分野です。

本人が一番気になっているのは「眠れない」。

その次が「お通じが悪い」「足が冷たい」。

うちのじいちゃん、もう88歳になります。

去年までさくらんぼ作ってました。

危ないからやめてくれと言われ、今年はついに断念(美味しかったのですが)

 

もともとビールを調子に乗って飲みすぎるとおしっこがでなくなったり、膀胱系にトラブルもあったので排泄関係がよろしくないんだろうなと私はみました。

そしていざ施術。

思っていたより下半身が筋力低下しておりました。

案の定アキレス腱周辺が滞っている。

排泄まわりは詰まっていました。

そして全体的にところどころガチッとこっている。

もともと農作業をばんばんやっていたのに、それをやめてしまったのが原因でしょうね。

そこからの筋力低下。

筋力低下からの身体の歪み。

身体の歪みからの足裏の痛み、

首のコリ

運動不足
 
そして運動不足からの胃腸の動きの鈍り。

歩かなくなるだけで胃腸の働きは鈍ります。

足つぼってご存知ですよね。

足の裏が身体の各器官と関連している。

裏を返せば歩いて足裏に刺激を与えるだけでも、内臓にはよいということです。

2時間半ほど全身をみっちり施術して少しずつ身体を活性させていきました。

施術終盤、祖父が色々語り出す。

同期はみんな亡くなってしまったこと。

(実はこれが悩みとしては大きいようでした。話し相手がいないんですよね)

今こうやって身体がおかしいのは加減を考えず農作業やってきたからなのは自分でもわかってるんだ、とか。

心に身体が追いつかなくなってきたんですよね。

もともと健康そのものな祖父なので日頃はケアなんてほとんどしていません。

だから余計に大変です。

施術が終わると顔色もだいぶ変わり、

動きもだいぶ軽やかに。

いろいろ身体を自ら動かしてみたり、

少し可動が良くなった証拠です。

お年寄りに限らず、節目節目で人間は身体に変化があります。

そこにあわせてあげずに、

気づかないまま今まで通りにやっていると
必ず身体に綻びが生じます。

ぜひとも気をつけたいところなんですよね。

今回、不眠の一番の原因はおそらく首のコリによる自律神経の乱れ。

あとは今夜無事に安眠できればいいのですが。

「身体が循環すれば心も循環する」

をモットーに施術していますが、今回は祖父はまさに身体の滞りから心も不安定になっており、身体を循環させないといけない状態でした。

本人も身体の巡りが良くなったのは実感していたようなので、

よくなることを祈ります！

追伸

我が家も高齢化社会になってきたために

最近は帰省するたびに施術しなければいけなくなってきました。

父も先週転んでムチウチになったらしく、

明日は父の首をみることに。
休まりません(´Д` )